エストニアについて 〜タリンでのIT事情について〜

さてさて、エストニアについてですが
ご存知の通り、エストニアはITの先進国です。
特に行政においてICTを積極的に活用して、99%以上の行政手続をオンラインで完結することができます。それゆえ、市役所に当たるところに住民がくることはほとんどなくなったそうです。
さらに、インターネットで手続ができるので、紙を使う必要がないためペーパーレスもとてつもなく進んでいます。

面白い統計で、エストニアではシステムを使って
・何時間の時間を節約できたか
・エッフェル塔いくつ分、紙を節約できたかの統計を取っているそうです。

そんなことなどが紹介されている面白い動画があります

動画の中にもありましたが、「日本にこの技術がないことの方が驚き。日本は技術が発達している国のイメージがあったから」と言われています。

実際にエストニアに来てみて、様々なものを見たり、セミナーにも参加したりしましたが
日本の技術は決して悪いものではありません。むしろ日本の凄さを改めて実感することさえあります。
しかし、一方でエストニアと比較して日本に足りていない部分も同時に見えて来ます。

おそらく、技術的な問題に根ざしたものではないと思うのですが
決定的に日本とエストニアでの違いはスピード感です。
例えばエストニアでは13年以上経った古いITインフラは使わないようにしていたり、
新しいイノベティブな取り組みのために半年ほどで法案を通してすぐに動き出したりと
国レベルでのスピード感が日本のそれとは全く違います。

日本では基礎技術はあるが、実装まではいかなかったという例などがあるかと思いますが
エストニアでは、おそらくそのようなことは日本に比べて少ないのでしょう。

おそらくですが、本質的な問いとしては
「技術は次々とアップデートされたり、抜本的に変わったりするものなので
それに対応できるフレキシブルな土壌でい続けられるか?」
ということなんだと思います。

その点、エストニアは僕の知る中ではトップクラスです。

ただ、スピード感はすごいのですが
本当に実現できるのか、外国からの圧力に対してどう対応していくかなど
考慮しなければいけない部分もたくさんあるのですが、僕が滞在して感じたのは、とりあえずやって見て、いい部分も悪い部分も全てフィードバックとして取ってみる。とりあえずやってみる。
という勢いでどんどんと物事を進めていく雰囲気を感じました。

 

これに関しては、どちらが良い悪いとくくれるものでもないと思いますが
個人的に僕はそういうの大好きです。

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